#東京大脱出 VOL.1 逗子でトレラン体験!

#東京大脱出?

最近、東京から離れる、または東京以外の拠点を持つ人が周りで増えています。自分も2016年頃から過去に色々なところに行って個人や家族でテレワークやアクティビティをやってきましたが、始めた頃に比べて格段にこの動きのスピードが上がっている気がします。「新しい生き方や暮らし方をしたいと思う人」ほど、「東京を中心とする働き方・生き方」から脱する選択し始めている。さらに面白い人ほど、海外ではなく日本の地域にいて、しかも地方創生とかそういう文脈ではなく、自分たちのエリアを持って純粋に面白いことをしている。昔は新しい物事やコンテクストは東京から生まれていたんだと思いますが、今は「東京への求心」でも「東京から離れる=遠心」でもなく、色んな場所が人を引きつける多拠点求心的な動きが起きていると感じます。東京や資本主義や経済発展そのものを否定するのではなく(全てが良くも悪くも繋がっている今の時代に、いきなり秘境にこもって農業をやって暮らすのは現実的ではない)、以前書いた鎌倉資本主義のような、ハイブリッド型。子どもたちの年齢や教育のタイミングもあり、自分もいよいよ他の拠点をきちんとつくることを検討する時期が来たと感じ、でもまだどこにたどり着くかわからない(それが楽しいのですが)ので、あえて #東京大脱出 というちょっとふざけた名前でそれに関連する体験をレポートしていきたいと思います。

VOL.1 逗子でトレラン体験

「今年はトレランを始めたい!」とfacebookなどで何の根拠もなく言っていたところ、昔からの友人で、逗子で「逗子海岸映画祭 ZUSHI BEACH FILM FESTIVAL」 など色々と面白い企画をドライブしているアキラくんがなんと貴重な日曜日を使って教えてくれることになりました。

鎌倉は先日イベントで行きましたが、なにげに逗子エリアはあまり行ったことがないエリア。結論から言うと逗子での半日は最高にchillで学びに満ちた時間でした。

JR逗子駅にAM9時に集合。100マイル(約160km)のレースを二回も完走しているガチのトレイルランナーであるアキラくん、登場からしてかっこいいです。

ちなみにアキラくんは先日「running style」という雑誌のトレランシューズのテスターとして誌面に普通に出ていて、自分はそこで激プッシュされていたMizunoのトレランシューズを履いてトレランデビューしました!

ちなみにランニングの拠点はこの逗子文化プラザ。駅から近くてきれいなプールと更衣室があって、ランニング後にシャワーできて最高でした。

人生初のトレラン体験

着替えて少し走るといきなりこの眺め。テンション上がります。

逗子というと海沿いのイメージがありますが、山も近く、しかもトレイルランにちょうど良い低山がいくつかあるので体力がある場合はそれを巡っていくのも楽しいとのこと。山を背景にした住宅地を抜けて、山エリアに入っていきます。

少し上がるとこんな広い公園が!信じられない大きさ。キャンプ場くらいあって、しかもお客さんがそんなにいないからのんびりできる。都内の人でごった返して、禁止事項ばっかりの公園と大違い・・・。

ここから本格的な勾配があるエリアに。階段がいきなりやばいw

上り坂や階段のどの部分を、足のどこの筋肉を使って登っていくか、めちゃ丁寧に教えてもらいました。

二子山という山の山頂からの眺め。逗子・葉山エリアからスカイツリーまで見通せます。

アキラくんから「ここから本格的なトレイルに入るよ」と言われて、ここで初めて「林道」と「トレイル」を知りました。林道は車やバイクも通れる広い道、トレイルは歩きじゃないと入れない道。ぶっちゃけロードランニングの感覚だとこういうところ↓の方が走りやすいのですが、これは林道。

これ↓がトレイルですね。

森戸川という川沿いのトレイルなので、ところどころ濡れた地面を進みますが、東京から電車で1時間ちょっとですごい冒険感!ロープを使うのってなにげに登山でもやったことなくて、人生初めてな気がします(笑。

今までいわゆるロードランニングはそれなりにやってきたのですが、ロードだとどうしても「歩いたら負け」「速く走ることが正義」という考えになってしまうのですが、トレランは上り坂がキツければ歩けばいいし、下り坂がスピードが出すぎて怖ければ歩けばいいし、道できれいな花や鳥の声が聴こえたら立ち止まってそれを味わえばいいし。「その時間、その場所を楽しむ」「自然の中で遊ばせてもらっているのだからその環境をリスペクトする、同じように自然の中で出会う他の人たちもリスペクトする」というカルチャーをすごく感じました。これはいくら都市から近いところを走っていても、山では一歩間違うと危険な目に遭うこともあるので、お互いに何かあったら助け合う、という精神があるからなのかなと。今まで情報として「トレラン中にハイキングしている人に会ったら立ち止まって歩いて挨拶する」というのは知っていましたが、それは単純なテクニック論ではなく、このアクティビティの本質と結びついている気がします。


垣間見た逗子の豊かさ

トレラン中に立ち寄ったアキラくんたちが仕掛ける映画祭の母体となっている「シネマアミーゴ」。海沿いの一軒屋を改装した映画館で、カフェと花屋さんが併設されていてchillな空気感がめちゃくちゃ出てました。いいな〜こういうところでゆっくり過ごしてたまに海見に行って、ってだけでめちゃくちゃ豊かな1日が送れそうそうです。

トレラン後はアキラくんの友人が開いたというオムライスのお店「SUNDOWNER」でランチ。

「東京オムライス」って名前だったけど(笑)、ふわふわでボリューム満点のオムライスが疲れた体にマジで染みました。

もうひとつ、すごく印象的だったのが、トレランの途中で見たこの保育園の遊び場。山から街に降りていく途中にあった、凄まじく抜けの良い空間。山と街の間にある、中間領域。

「逗子は自然にあふれて最高!東京はダメだ!」というナイーブで一方的な意見を言うにはもう年を取りすぎているのですが、こういう風景を見ながらトレランをして、ランチしながら東京との違いなどについて言語化したことを備忘録的に記しておきます。

  • 自然の中で遊ぶことで大人も子どもも学べることは、「毎回、自然の環境も自分のコンディションも変わる」という事実を体で学習するということ。それによって一回の成功や失敗に執着しすぎず、何度もトライ・アンド・エラーすることを覚える。最初からうまくいくはずがないこと、でもきちんと学んでいけば確実に体は強くなり、技術は積み上がり、自分の責任で楽しめる範囲が少しずつ広がっていくこと。この「自分の責任で楽しめる範囲が広がる」というのがすごく大事だなと思いました。
  • 対して、東京での遊びは「お金で買う」ことも多い。(みんながそうという意味では決してなく、自分がそういうふうに楽をしてしまっていることの反省です、念の為)。お金を払うということは経済的な原則で言えば「毎回同じクオリティのサービスを受けること」を前提としていて、それはつまり成長や失敗や変化を前提としない形になる。自分の子どもたちも、なんとなく「お金があれば何でもできる」という感覚を持ち始めていて(繰り返しですがそれは自分の努力不足なのですが)、これは本当に避けたいなと。自分自身も、この世にはあまりにも自分ではどうしようもない災難や苦しみや痛みがたくさんあり、お金で解決できることはむしろ大したことではないはずなので、どんどんお金で解決しようというスタンスなのですが、それでもお金よりも何倍も、自分の体と頭と感覚を信じてほしいと願っています。いつかお金などではどうしようもない巨大な困難を乗り越えないといけない時のために。
  • 体を使わないと、自分が何ができるのか、何ができないのか、ということを具体的に感じる場面が少なくなる。自分の中で軸がないので、どんどん入ってくる情報で頭がいっぱいになり、自分の力で判断しなくなる。そうなると、とりあえず周りと比べて自分の立ち位置を把握しようとするようになる。対して、自然の中で遊ぶのは、全て判断の連続。判断をし、その結果を自分で背負う。仕事は多くの場合は合議制と連帯責任性ですが、遊びはそうではないケースも多い。だから、判断力が磨かれる

最後に、たった半日ですが、すごく良い天気の最高の環境の中で遊んで感じた逗子の良さは、鎌倉や湘南のように観光地や目立った象徴がない分、みんなが自然体で暮らしているところかなと思いました。海が近く、山が近く、無理せず自然の中で遊びができるけど、実は東京や新宿まで電車で1時間、しかも始発なので意外に通勤の負担が少ない。この「無理せず自然体で暮らせる」というのが、一番感じたキーワードでした。

逗子海岸映画祭は今年もGW開催です!(スケジュールはこちら)気になったらぜひ遊びに行ってみてください!

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