デザインオフィス nendo がデザインした天理駅前広場「Cofufun」

先日仕事で奈良県に行く予定があり、ご案内いただいた方に無理を言って天理市まで行って話題のCofufunを見てきました。

*この記事のサムネイル画像はオフィシャルサイトから引用させていただきました。

Cofufunというのは、佐藤ナオキ氏率いるデザインオフィスnendoがデザインした天理市にある駅前広場のことで、先日のBrutusの公園特集などメディアでも紹介されることが多い公園です。以下ムービーがわかりやすいです。

「Cofufun」という面白い名前の由来は、オフィシャルサイトによると以下のようで、この時点ですごくキャッチーです。

天理市内に多数点在しながら日常生活に美しく溶け込んでいる「古墳」を歴史的特徴を示すアイコンと捉え、それらを複数組み合わせて起伏に富んだランドスケープを作ることで、山々に囲まれた奈良盆地という地理的特徴を表した。(中略) 場の名称「コフフン」は、デザインの主要モチーフである「古墳」と、「フフン~♪」と思わず鼻歌を歌いたくなるような心地良さを提供したいという想いや、天理市民が「フフンッ」と他人に笑顔で自慢できるような場所となって欲しいことから付けられたもの。英語表記の「CoFuFun」には「共生、仲間」を意味する「co」と、「楽しい」を意味する「fun」が含まれており、海外からの訪問客にも日本語名と同様のニュアンスがそれとなく伝わることを目指した。

「公園」ではなく「駅前広場」と呼んでいることが、現地に行ってみて納得でした。駅の改札出て本当にすぐそこにありました。

確かに公園というよりは一見すると古墳を模した「使えるモニュメント」が配置されている広場という感じです。でもその合間に遊具が設置されていたり、当日は雨だったので稼働していませんでしたが、すり鉢状のモニュメントの中で子供が遊べたりというふうに、やはり公園という機能も持ち合わせていると感じました。

とても印象的だったのが、「インフォ&ラウンジコフン」と呼ばれているカフェなどがある建物。

この中にインフォセンター、食堂、そしてTrekのバイクレンタルショップが入っていて、街を観光したり楽しんだりするのにも使える場所になっていました。当日は地元の方がゆっくり食事をとったり話をしたりしていて、見事に地域のためのコミュニティスペースになっているなと感じました。実際にここでビュッフェランチをいただいたのですが、地元の食材を使った美味しいランチがかなり安い金額で食べられて、他のお客さんも子供連れでも全く問題なくゆったり楽しめている感じで、これ地元にあったら絶対通うだろうな〜という感じです。

コフンはコンサートなどを行うステージの役割も果たすそうで、さすがによく考えられた複合的な機能の組み合わせを実現しています。駅前なので、老若男女あらゆる人が通過し、使える、楽しめる場所になってないといけないですからね。

通常、駅前は経済的な価値が高いのでビルを建てたり商業施設をつくったりして経済的な価値をあげようとしますが、こういう場所をJR・近鉄 天理駅の駅前広場整備計画として実行してしまうのがすごいなと思いました。

また、ムービーで見るとよくわかりますが、通常は建築物はほとんどのケースで四角の形がベースなので、上から見たり遠くから見たりすると、丸の形がたくさん集まってる様子はとてもかわいらしいし目を引きますね。元々歴史的にあった古墳というモチーフを活かして全く新しいcity scapeをつくりあげるというのは、本当に素晴らしいなと思いました。

今度は子連れで行ってみたいです。

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